【PCL使用構築】サザンドラエース軸スタン

全国ポケサーリーグのダブル部門で出場したどくへびです。
前の記事で説明した全国ポケサーリーグ（PCL）の試合が全部終わりました。

結果は個人戦績としては6勝1敗でしたが、チームとしては4勝3敗でリーグ内では8校中4位という結果に終わりました。

結果は微妙でしたが、自分なりに気に入ったパーティだったので、記事にしてみようと思います。

以下、パーティ紹介です。

ポケモン	技1	技2	技3	技4	持ち物	特性
サザンドラ	流星群	悪の波動	大文字	守る	命の珠	浮遊
ハッサム	バレットパンチ	虫喰い	アクロバット	守る	ラムの実	テクニシャン
ボルトロス	10万ボルト	電磁波	威張る	挑発	食べ残し	悪戯心
ランドロス	地震	岩雪崩	蜻蛉返り	ストーンエッジ	拘りスカーフ	威嚇
テラキオン	インファイト	岩雪崩	挑発	守る	気合の襷	正義の心
Ｗロトム	10万ボルト	ハイドロポンプ	めざめるパワー(氷)	電磁波	オボンの実	浮遊

まず、僕がダブルのパーティを考えるとき、一番意識するのはクレセグロスの並びです。この2匹のポケモンを一撃で倒すことはすごく難しいですが、この2匹に圧倒的な圧力をかけられるポケモンがいます。それがウルガモス、シャンデラ、サザンドラです。

サザンドラは唯一タイプ一致で炎技を撃てないですが、攻撃範囲が最も広く、個人的には最も使いやすいポケモンだと思います。なので、今回はサザンドラをエースとしたサザンドラを活躍させるパーティを組んでみました。

以下、個別で解説します。

1.サザンドラ

実数値：167-*-110-194-111-150（控えめ）
　技　：流星群/悪の波動/大文字/守る
持ち物：命の珠
備　考：ダークボール★

このパーティのエース。まずクレセグロスの並びに非常に強く、クレセリアは悪の波動で倒すことはできないけど、だいたいのメタグロスは珠大文字で確定1発で倒す火力が有ります。また、技範囲がとても優秀で、おそらくヒードラン、バンギラス以外で止まることはないと思います。

実際、全部の試合で選出していて、どの試合も大活躍でした。

2.ハッサム

実数値：169-200-120-*-100-94（意地っ張り）
　技　：バレットパンチ/虫喰い/アクロバット/守る
持ち物：ラムの実
備　考：プレシャスボール

サザンドラは素早さが中途半端なのと、命の珠持ちとはいえ1発で落としきれることはなかなかないので素早さに関係なく殴れるハッサム。また、少ないけどユキノオーに対しても強く、パーティがユキノオーに弱いのもあり鋼タイプとして採用しました。

ラムアクロハッサムは、トリックルーム中のモロバレルに対して非常に強く、相手がキノコのほうしをしてきた場合でもラムで回復し、アクロバットで倒すことができるので使いやすかったです。また、後で紹介するボルトロスの威張るを絡ませて、いばラムのギミックも仕込んであります。素早さにびみょうに振っているのは70族（主にカポエラー、メタグロス）に対して先制で攻撃できる可能性を少しでも上げたかったからです。

もともとメタグロスを使っていたんですが、技の命中が気に入らないのでハッサムを使いました。ちなみにこまちからもらったプレシャスハッサムなので自覚が違います。

3.ボルトロス

実数値：185-*-90-145-143-135（穏やか）
　技　：10万ボルト/電磁波/威張る/挑発
持ち物：食べ残し

サザンドラを活かすためのサポート役その1。電磁波でラティオス、キングドラ、相手のサザンドラなどを麻痺させてこちらのサザンドラで上から制圧できるようにします。また、スタンパである以上、相手の天候対策をしたく、雨パに対して強いボルトロスを使いました。威張るはさっき説明したとおりハッサムに対して撃つものであって、相手のポケモンに対しては一度も使いませんでした。

それとトリックルーム中でも先制で挑発できる点も高く評価していて、モロバレル、クレセリア、トリトドンあたりに挑発を入れられればかなり相手の行動を制限できるので使いやすかったです。

4.ランドロス

実数値：165-216-110-*-100-143（意地っ張り）
　技　：地震/岩雪崩/蜻蛉返り/ストーンエッジ
持ち物：拘りスカーフ

ここまでで格闘タイプが重たいので威嚇を入れることができ、電磁波による素早さ操作をされないスカーフランドロスを採用。また地震、いわなだれと同時攻撃技が多く、サザンドラが削りきれなかったポケモンをスカーフランドロスで攻撃するといった場面が多かったです。さらに、砂パに対してもタイプ的に強いのも良かったです。

ストーンエッジを採用した理由は、ばかぢからが必要ないと思ったのと、相手のボルトロスとウルガモスを1発で倒せる可能性を残したかったからです。ボルトロスはどんな場面でも仕事できるポケモンなので1発で倒せればそれにこしたことはないです。

5.テラキオン

実数値：167-181-110-*-110-176（陽気）
　技　：インファイト/岩雪崩/挑発/守る
持ち物：気合の襷

ウルガモス、サザンドラに対して強いと思ってテラキオンを入れてみました。実はパーティを考える段階でサザンドラを使うと決めたときに一緒にパーティに入ってました。前述のとおり自分はクレセグロスに対してウルガモス、シャンデラ、サザンドラが強いと思っていて、それは他の人も思っていることだと思い、逆にウルガモス、サザンドラに強いポケモンを入れようと思いました。結果は大成功でした。

また、気合のタスキということもあり、強引に雨、砂、トリル軸に対して突っ張ることも可能で、今回相手で一番多かったクレセリアはテラキオンを完全に放置してくるのですが、それに対して挑発が思いっきりささりました。ボルトロスにも入っているのですが、テラキオンのほうが読まれにくく、とても使いやすかったです。

6.ウォッシュロトム

実数値：157-*-127-138-161-106（穏やか）
　技　：10万ボルト/ハイドロポンプ/めざめるパワー(氷)/電磁波
持ち物：オボンの実

サザンドラのサポート役その2であり、雨、砂に強いウォッシュロトム。また、こっちのパーティもランドロスが刺さっているのでランドロスに強く、トリトドンに水技を吸い込まれないようにめざめるパワー氷。

耐久はラティオスの眼鏡流星群耐えで、これを耐えて電磁波を入れてもらわないとパーティのコンセプトとしてもどうしようもないのでそのラインまで努力値を振った結果、ランドロスをめざめるパワー氷で1発で倒すことができなくなりました。でもその場合はハッサムのバレットパンチで倒すのであまり問題はなかったです。一応ハイドロポンプを採用しているのはドリュウズに対してと、バンギラスに全く打点を持てなくなるのがいやだったからです。

★PCLを通して
個人戦績はかなりよく、運にも恵まれていたとは思いますが、思考停止で勝てるパーティではないので結構、読み合いにも勝てたと思います。でも電磁波持ち、挑発持ち2匹というのがとても使いやすく、サザンドラを活かすことができて僕自身も大満足でした。

基本選出はサザンドラ+テラキオンの並びで、相手に挑発を入れてトリルを防いだり、相手にラティオスやランドロスがいた場合はロトムが初手という形をとりました。また、モロバレルがいた場合はボルトハッサムはほぼ選出していました。雨に対してはロトムorボルトロス、砂に対してはロトムorランドロスが安定していたと思います。

★苦手なポケモン

●ラティオス
電磁波でどうにかするというのパーティなので、そのとおりにするしかないのですが、やっぱり重たかったです。実際、うまく電磁波を入れることができなかった試合には負けてしまいました。

●ローブシン
基本的にローブシンの攻撃の通りがよく、ランドロスで威嚇を入れたり、ハッサムのいばラムアクロバット、サザンドラの流星群などあるんですが、ローブシンの横の並びによってはそれらがうまく機能しない場合があったのが辛かったです。

★最後に
いろいろ探せば穴もたくさんあるし、苦手なポケモンもたくさん出てくるかもしれないですが、このパーティで戦っていてとてもおもしろかったです。

まだ終わってないですが、今回のPCLを運営してくださった方にはとても感謝しています。この大会に出ることで自分に自信がついたり、いい経験になりました。

最後まで読んでくださってありがとうございました！