【XYシングルレート2000】メガバシャ軸バンガブサンダー

どうも、どくへびです。
シーズン1が終了したので、前々から紹介すると言っていたXYシングルレートで使っていたパーティを紹介しようと思います。

ここ最近僕が使っていたパーティはメガバシャーモを軸としたパーティです。シーズン1の最高レートは2090で、あと一歩のところで目標としていた2100へは届かなかったものの、最終的にも2000オーバーで、長い間2050前後を行き来していたのでパーティそのものの力はあると思っています。

レーティング2000到達後、いくつか技構成や持ち物の変更をしているので、変更前の技・持ち物に関してはパーティの個別紹介のところで説明したいと思います。

以下、パーティ紹介です。



ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
バンギラス 噛み砕く ストーンエッジ 氷の牙 龍の舞 バンギラスナイト 砂起こし→砂起こし
ガブリアス 逆鱗 地震 岩石封じ 剣の舞 気合の襷 鮫肌
バシャーモ 飛び膝蹴り フレアドライブ 身代わり 守る バシャーモナイト 加速→加速
サンダー 10万ボルト めざめるパワー(氷) ボルトチェンジ 羽休め ゴツゴツメット プレッシャー
ギルガルド 影討ち ラスターカノン めざめるパワー(氷) キングシールド 風船 バトルスイッチ
ヌメルゴン 龍の波動 火炎放射 10万ボルト 毒々 ハバンの実 草食

 
 
元となるのはサークルの大会で使用したパーティ。その時のルールは第一世代〜第六世代までのポケモンを一匹ずつというルールだったのですが、レートで使用するにあたってポケモンを一匹だけ変えました。元はヌメルゴンの枠がラム身代わりシャンデラでした。

まず、自分がバシャーモを使いたいと思った理由は、以前のノオーガブXYでレートに潜った時に、ガルーラ、バンギラスガブリアスギルガルドロトム等、バシャーモの加速を考慮すればバシャーモより遅く、尚且つそれらに対して強力な一撃を入れられるという理由で採用しました。

しかし、そう簡単にバシャーモが暴れられるわけも無く、ファイアローの多いこの環境でどうすればバシャーモが戦えるかを考えた結果、このようなパーティになりました。

ダメージ計算に関してですが、個人的に必要と感じたダメージ計算のみ紹介します。他にも必要な計算はあるかもしれませんが、僕のメモにあるダメージ計算を全て載せてしまうととても長くなってしまうので省略します。

■個別紹介
1.バンギラス

実数値:183-176-132-*-122-124(陽気)
進化後:183-206-172-*-142-135
 技 :噛み砕く/ストーンエッジ/氷の牙/龍の舞
持ち物:バンギラスナイト

【ダメージ計算】
■与ダメージ(メガバンギラス)
●噛み砕く
・H202-B178ヤドラン確定2発(ダメージ: 104〜126)
・H191-B191パンプジン確定2発(ダメージ: 98〜116)
・H167-B170ギルガルド乱数1発(87.5%)(A1↑)
ストーンエッジ
・H197-B150サンダー確定1発(A1↑)
・H217-B172バルジーナ乱数1発(A1↑)(ダメージ: 204〜242)
・H157-B174ウォッシュロトム砂ダメ込み乱数2発(ダメージ: 67〜81)
●氷の牙
・H183-B115ガブリアス乱数1発(87.5%)
・H177-B164グライオン確定1発(A1↑)

■被ダメージ
・A182マンムーガブリアス)の地震確定耐え(ダメージ:120〜144)
・A182マンムーの氷の礫(ダメージ:25〜30)
・A182マンムー地震→氷の礫を確定耐え
・A177メガガルーラ地震確定耐え(ダメージ:116〜140)
・A177メガガルーラグロウパンチ確定耐え(ダメージ112〜136)
・A177メガガルーラの不意打ち(24〜38)
・A177メガガルーラ地震グロウパンチ)→不意打ちを確定耐え

竜舞メガバンギラスバシャーモの天敵となるファイアローに対して基本的にめっぽう強いポケモンバシャーモとの相性が非常に良いです。

ただ、バシャーモバンギラスの両方にメガストーンを持たせているのが引っかかるかもしれませんが、どちらもメガシンカせずとも単体の性能が高いので問題ありません。基本的にメガシンカさせるのはバシャーモですが、それも状況に応じて変わってきます。グライオンがいた場合は、竜舞メガバンギラスじゃないと倒せないのでメガシンカします。というか、基本的に受けループのようなPTには、バシャーモのフレドラの相性が悪いのでバンギラスメガシンカさせる事が多かったです。

でも、鬼火持ちファイアローはずるい()


2.ガブリアス

実数値:183-182-116-*-105-169(陽気)
 技 :逆鱗/地震/岩石封じ/剣の舞
持ち物:気合の襷

いい加減説明することがなくなってきたガブリアス。今回説明出来るのは岩石封じくらいでしょうか。主に、ファイアローリザードンに対しての技ではありますが、ゲンガーやメガライボルトなど微妙に素早さが抜かれているポケモンに対しても有効です。意外とガブリアスの後出しをされやすいので、そこに入ればラッキーかもしれません。

また、使っていて分かったのが、加速バシャーモからバトンタッチでガブガルーラに繋いでくるPTにも有効な技です。バシャーモガブリアスを対面させて、上手く岩石封じを当てることができれば、後続のメガバシャの加速1回で抜き去ることが出来るので、非常に優秀な技だと感じました。


3.バシャーモ

実数値:155-189-90-*-91-132(意地っ張り)
進化後:155-233-100-*-101-152
 技 :フレアドライブ/飛び膝蹴り/身代わり/守る
持ち物:バシャーモナイト
備 考:色違い

【ダメージ計算】
■与ダメージ
フレアドライブ
・H167-B170ギルガルド確定1発
・H191-B115トゲキッス確定2発(ダメージ:136〜162)
・H175-B85メガサーナイト確定1発
●飛び膝蹴り
・H183-B115ガブリアス確定2発(ダメージ:148〜175)
・H157-B174ウォッシュロトム確定2発(ダメージ:99〜117)

このパーティのエース。抜群を突けば大抵は一撃で沈めてくれます。ダメージ計算を見てもらえば分かるとは思いますが、等倍だと色々と威力が足りてません。しかしトゲキッスガブリアスロトム等のポケモンは他のポケモンである程度削った状態で対面することがほとんどなので困ったことはほぼありませんでした。

身代わりは主に交換読みや、ギルガルド対面で優秀な技でした。状態異常を防げるのも良かったです。

使っていた感想としては、技の命中に悩まされたことが多々ありましたが、バシャーモの場合は飛び膝蹴りに替わる技がないので仕方ないですね。

あと、基本的にガルーラやルカリオには強いのですが、最近ガルーラには身代わりが入っていることが多いので、如何にしてガルーラが出てくる前に加速させるか。また、最悪読み合いに勝つことが鍵となります。


4.サンダー

実数値:191-*-145-145-110-125(図太い)
 技 :10万ボルト/めざめるパワー(氷)/ボルトチェンジ/羽休め
持ち物:ゴツゴツメット
備 考:スペイン語ROM厳選産/個体値20-*-30-31-31-31

【ダメージ計算】
■被ダメージ
・A182ガブリアスの逆鱗確定耐え(ダメージ: 85〜102)
・A182ガブリアスの珠逆鱗確定耐え(ダメージ: 110〜133)
・A182ガブリアスの鉢巻逆鱗確定耐え(ダメージ: 129〜153)
・A182ガブリアスのストーエッジ確定耐え(ダメージ:96〜114)
・A182ガブリアスの珠ストーンエッジ確定耐え(ダメージ: 125〜148)
・A182ガブリアスの鉢巻ストーンエッジ確定耐え(ダメージ: 144〜170)
・A112力持ちマリルリの腹大鼓アクアジェット確定耐え(ダメージ: 139〜165)

なぜこんなにガブリアスのダメージ計算が多いかというと、サンダーに対するダメージで持ち物を判別していたからです。ガブリアスに対して強くはないですが弱くもなく、またバシャーモバンギラスがよく誘うギャラドスに強いと思い採用しました。ウォッシュロトムではメガギャラドスの竜舞地震で倒されてしまうのでサンダーである必要がありました。それと同時にマリルリに強いのも採用理由の一つと言えます。

選出回数は圧倒的に一番多く、初手に繰り出すことが非常に多かったです。羽休めの回復を考慮すると、初手から出していっても終盤まで生き残ることが多かったです。

使っていて思ったのが、クレッフィニャオニクスといった起点を作ってくるポケモンに対して長時間粘って壁ターンを消費させたり、また、欠伸をされても後攻ボルチェンで他のポケモンを繰り出すこともできるので使いやすかったです。

一つだけ問題があるとすれば、Hの個体値が低かったため、ガブリアスをめざパ+ゴツメで倒せないことです。それは仕方ないので、相打ちになるか、倒してもらってバシャの素早さアップの礎としましょう()


5.ギルガルド

ブレードF:167-222-70-170-71-61(勇敢)
シールドF:167-112-170-70-171-61
 技 :影討ち/ラスターカノン/めざめるパワー(氷)/キングシールド
持ち物:風船
備 考:色違い/個体値31-31-31-31-31-6

※変更点
・聖なる剣→ラスターカノン

【ダメージ計算】
■与ダメージ
●めざめるパワー(氷)
・H183-D105ガブリアス確定2発(ダメージ: 148〜176)
・H177-D95グライオン乱数1発(56.3%)(ダメージ: 164〜196)
●影討ち
・H183-B115ガブリアス(ダメージ: 43〜52)
・無振りガブリアスをめざめるパワー(氷)→影討ちで確定

サンダーがいるとはいえパーティがガブリアスに薄いので採用。こいつのおかげで初手に誘いやすいガブリアスを餌食にすることが出来ます。また、襷マンムーに対面で勝てるポケモンがいないので、マンムーもさりげなく意識しています。

もともと聖なる剣を使っていた理由としては、マンムーに対する意識はもちろん、バンギラスの起点にされたり、ガルーラへの打点にもなったり、鈍いナットレイに対してだったり、そもそもこいつの聖なる剣が通りやすかったことから採用していました。

しかし聖なる剣は相手のB下降補正も無視してしまうことから、からを破った無振りパルシェンが聖なる剣→影討ちで中乱数という微妙な数字だったため、特殊技であり且つマンムーに対しても打点になるラスターカノンを採用しています。

あと、高レートへ行くに連れ増えていったピクシーに対しても打点にはなります。コスモパワーや小さくなるを考慮すると安定はしませんが、ないよりはマシだと判断しました。

勇敢でAに補正をかけているのは影討ちの威力が欲しかったから。決して色違いを使いたくて無理をしていた訳じゃありません!!


6.ヌメルゴン

実数値:191-*-90-176-170-109(控えめ)
 技 :龍の波動/火炎放射/10万ボルト/毒々
持ち物:ハバンの実
備 考:色違い

※変更点
・2000達成当初:突撃チョッキ(龍の波動/火炎放射/10万ボルト/気合玉)
・1900代に下がってから再び2000に戻った時:カゴの実(龍の波動/火炎放射/10万ボルト/眠る)
・レート最終時:ハバンの実(龍の波動/火炎放射/10万ボルト/毒々)

【ダメージ計算】
■与ダメージ
●龍の波動
・H183-D105ガブリアス低乱数1発(25%)(ダメージ: 162〜192)
●火炎放射
・H167-D170ギルガルド低乱数2発(0.39%)(ダメージ: 70〜84)
●10万ボルト
・H191-D120ギャラドス確定1発
・H207-D100マリルリ確定2発(ダメージ: 120〜142)

■被ダメージ
・A182ガブリアスの逆鱗確定耐え(ハバンの実込み)

もはや意味の解らないダメージ計算。ガブも乱数、ギルガルドもほぼ2耐えされる。それでも採用していた理由はフシギバナに薄かったからです。しかし最初はチョッキで余裕だと思っていましたが光合成を持ったフシギバナには殴り勝てず、結局眠るを入れることになりました。

ところがレートが上がるに連れ、ほとんどフシギバナを選出されることがなくなり、この際見せポケとして機能させて他のところを対策しようと思い毒々を入れてみました。

主な仮想敵はヌオー、ピクシーあたりです。毒々以外で突破する方法が思いつかなかったので毒々で対策しました。

ちなみに持ち物を持っていないガブリアスの逆鱗は耐えることができますが、返しの龍の波動で倒せない確率が高く、そもそも機能したためしがないのでこの枠は結局オボンの実とかの方が安定すると思います。


■パーティの感想
使っていて楽しかったです。バシャーモギルガルドは読み合いの発生するポケモンなので、その読み合いに勝てたときは嬉しかったです。逆に言えば、かなり神経を使うので、戦っていて疲れるパーティでもありましたw

このパーティで絶望的に重たい並びがマンムー+ファイアローで、この構築には正直勝てるビジョンが浮かび上がりません。メガバンギで竜舞を決められれば勝てるかもしれませんが、なかなか上手くはいきませんでした。

また、最終的には眠り粉持ちのメガフシギバナにも薄いパーティとなってしまいましたが、やはり長い間レートに潜っていましたがほとんど選出されることがありませんでした。意外と眠り粉持ちは少ないのかもしれませんね。


基本はメガバシャで抜いていく構築なので、メガバシャとの相性補完にサンダーorバンギラスを選出し、ラスト1匹は状況に応じてといった感じです。

メガバシャは本当に強いのでぜひ試してみることをおすすめします。火力は珠バシャ以下ですが、素早さが高いのと、微妙に耐久が上がっているのが生きてくる場面が多かったです。


■シーズン1を通して
BWのポケモンがいないこの環境でどの程度自分が戦えるのかを試せたので、シーズン1はとても良い機会でもありました。結果として、レート2000という数字にたどり着くことができ、最終的にも2000を維持することができたのでシーズン1は個人的には満足です。

ただ、できれば2100を越えたかったです。それは次回以降目指すとします。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。