【シングルレート1800】砂パーティ紹介
どうも、どくへびです。
つい先日、第9シーズンのシングルレートが1800を超えたので、そのときのパーティを紹介したいと思います。
順位は21位、61勝19敗でした。
以下パーティ紹介です。
ポケモン | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 持ち物 | 特性 |
---|---|---|---|---|---|---|
バンギラス | 噛み砕く | 追い討ち | 岩雪崩 | 馬鹿力 | 悪のジュエル | 砂起こし |
ドリュウズ | 地震 | アイアンヘッド | 岩雪崩 | 剣の舞 | 気合の襷 | 砂かき |
ラティオス | 流星群 | サイコキネシス | めざめるパワー(炎) | 寝言 | 命の珠 | 浮遊 |
ウルガモス | 大文字 | 虫のさざめき | ギガドレイン | 蝶の舞 | ラムの実 | 炎の体 |
ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー(氷) | 電磁波 | 挑発 | ゴツゴツメット | 悪戯心 |
ローブシン | ドレインパンチ | マッハパンチ | 冷凍パンチ | ビルドアップ | オボンの実 | 鉄の拳 |
バンドリラティ、バンドリウルガ、バンドリローブなんて言われてる構築です。
僕は砂パは一度も組んだことがなく、基本的にスタンパが好きだったのですが、自分で砂パを組んで実際にドリュウズの性能の高さを感じてみたかったのと、暇つぶしに捕まえたゴージャスボールドリュウズを使いたく、砂パを組んでみました。砂パを組む上で重たいポケモンを他のポケモンでカバーする感じに組んだ結果、こういったパーティになりました。
では、1匹ずつ解説して行きたいと思います。
1.バンギラス
実数値:207-176-131-*-136-92 (意地っ張り)
技 :噛み砕く/追い打ち/岩雪崩/馬鹿力
持ち物:悪のジュエル
天候始動要員です。もともとエメラルドでカウンターを覚えさせた個体で苦手な格闘タイプを襷カウンターでさっさと処理しようと思って使っていましたが、キノガッサはキノコの胞子を使ってきたりであまりうまくいく気がしなかったので、カウンターを消しました。また、ジュエルを持つことでパーティで重めなラティオスや面倒なボルトロス、ニョロトノやユキノオーなどの別の天候始動ポケモンにダメージを蓄積することができます。
普通のバンギラスよりも素早さに多く努力値を割いているのは、ミラー意識です。あまり出て来なかったのですがバンギラスを出されたときの処理がローブシン任せになってしまうことが多く、僕のドリュウズはなるべく襷を温存したかったのでバンギラスで相手のバンギラスを処理できるように速くしました。余った努力値を特殊耐久に回し、他の天候始動ポケモンへの繰り出し性能を上げました。特殊耐久はボルトロスの気合玉を耐える程度です。ちなみに、バンギラスは80戦ほどやって10〜15戦くらいしか選出しませんでした。
2.ドリュウズ
実数値:185-187-81-*-85-154 (ようき)
技 :地震/アイアンヘッド/岩雪崩/剣の舞
持ち物:気合の襷
砂パのエース。電気技が無効化される優秀なタイプから、ドリュウズのピン選出は多かったです。
ボルトメタモンが多く、メタモンやカイリュー、ギャラドス意識の最速。もともとタイプ的にボルトロスにとても有利だったので、ボルトロスにはガンガン出して行きました。
また、こっちのボルトロスに電磁波が入っていたので、電磁波を絡ませて無天候時に上から殴るというプレイングも多かったです。
アイアンヘッドの理由は、クレセリアを意識しています。めざめるパワーを持っていないクレセリアは基本的に起点にできるので、剣の舞を積んで突破することができます。
キノガッサやローブシンは非常に多かったですが、それを踏まえた上でも強かったです。
3.ラティオス
実数値:157-*-100-181-130-177 (臆病)
技 :流星群/サイコキネシス/めざめるパワー(炎)/寝言
持ち物:命の珠
もともとこの枠はめざめるパワー(飛)のボーマンダにしていたのですが、ローブシンを一撃で倒せるポケモンが欲しかったのでラティオスを採用しました。若干、キノガッサに薄くはなりましたが、ガブリアスを上から殴れるという点も評価しました。
出てくる機会は少なかったのですが、このパーティのラティオスとウルガモスがヒードランが有効打を持てなかったのでめざめるパワー(炎)をめざめるパワー(地)に変えようと思ったこともあります。
しかしハッサムの起点にされるのが嫌だったので、めざめるパワー(炎)にしました。
寝言は一回も使わなかったので、ウルガモスがラムの実持ちということも考えると、寝言を竜の波動に変えたほうが使い勝手はもっと良くなると思います。
4.ウルガモス
実数値:161-*-85-205-125-152 (控えめ)
技 :大文字/虫のさざめき/ギガドレイン/蝶の舞
持ち物:ラムの実
最近はジュエル持ちのウルガモスが多いと思いますがラムの実。せっかく起点に出来るクレセリアに電磁波が入っていた場合の対策と、キノガッサに眠らせられないためにラムの実にしました。ジュエルが欲しいと思った場面は殆ど無かったので、良かったと思います。ボルトロスの電磁波を一度だけ回避できるのも良かったです。
瞑想スイクンが重たかったのでギガドレインを採用しましたが、実はこの努力値振りだと水のジュエルハイドロスイクンにタイマンで負けます。ただ、瞑想がなければ他でどうにかなりそうなのでCSぶっぱ。
カイリューの起点にされる技構成だったのですが、クレセリアに確実に勝てるポケモンがバンギラスのみだと心もとなかったので、この構成にしました。
5.ボルトロス
実数値:167-121-95-160-100-179 (臆病)
技 :10万ボルト/めざめるパワー(氷)/電磁波/挑発
持ち物:ゴツゴツメット
ガブリアスの逆鱗を耐え、ゴツメ+めざ氷で倒せるように耐久を調整しました。ストーンエッジも耐えられますが、スカーフガブリアスのストーンエッジの場合は、ゴツメダメージが入らないので殆どの場合、タイマンで負けます。その場合はドリュウズやローブシンの起点にします。
また、ゴツメを持たせるとカイリューが神速を打ってきた場合にも勝て、この型をを採用した一番の理由は受けループを突破するためです。ラッキーを突破、または挑発をして起点にする場合もありました。
電磁波の採用理由は主に雨パ対策です。雨パは重たいのですが、読み合いでうまく電磁波をキングドラに決められればほとんど勝てます。また、ラティオスが重いので、電磁波を撒いておいたり、積み技を積んできたウルガモスやカイリューにも刺さるのでこの型はすごく使いやすかったです。
6.ローブシン
実数値:191-211-134-67-85-68 (意地っ張り)
技 :ドレインパンチ/マッハパンチ/冷凍パンチ/ビルドアップ
持ち物:オボンの実
砂ミラーとパルシェン、マンムー対策のローブシン。物理耐久に多く努力値を振り、ドリュウズの地震やガブリアスの逆鱗でオボンの実発動するようにしました。また、パルシェンの技の性質上、オボンの実は非常に優秀です。
ガブリアスを倒せるように冷凍パンチを採用し、後は相手のローブシンやカバルドン、アクロバットを切ったハッサムなどでビルドアップを積み、高火力でゴリゴリ削ります。
また、ビルドアップにした理由は最近ソーナンスが多く見られ、そのソーナンスにビルドアップをアンコールされた場合も相手の裏のポケモンが物理アタッカーのみだった場合、突破されることはなくなります(急所は仕方ない)。実際、ソーナンスガブリアスやソーナンスキノガッサだった時にローブシン1匹で2匹とも突破したこともあります。
カバルドンは吠えるかあくびかをうまく見極めて、積んで突破したり、ある程度負荷をかけていれば後続でどうとでもなります。
最終的には一番選出率は高かったかと思います。
★パーティ全体の感想
このパーティは全体の種族値が高く、それに助けられた部分は大きかったです。よくやってくれたと思います。
雨パに対しては、マンムーニョログドラだった場合は、ローブシン+(バンドリ)or(ボルトロス+α)という選出をしていました。マンムーの前で一度ビルドアップが出来れば、後ろのニョロトノが水Jハイドロ持ちや熱湯で火傷さえしなければ突破できることが多かったです。霊獣ボルトニョログドラは選出されたことはほぼありませんでした。ドリュウズがいたので、霊獣ボルトロスを選出されることは少ないと思います。
受けループに対しては、ボルトロス+ローブシン+ウルガモスという選出がほとんどでしたが、意外にボルトロスのゴツメを読まれず、ラキムドー選出が多かったです。もしバンギグライだった場合は少し厳しかったのですが、ウルガモス、ローブシン、ドリュウズが見せ合いで機能していたように思います。
また、今の環境だとビルドアップローブシンが確実に刺さっていると思います。少し昔も流行っていましたが、最近では火力アップアイテムかラムの実持ちが多かったため、対ローブシンに対してもいい仕事をしてくれました。
またアクロバットハッサムが流行りそうです。
最近少ないのか、ライコウローブなどの壁で起点を作るパーティとは当たりませんでしたが、間違いなくそのパーティには弱いです。ボルトロスの挑発や電磁波をうまく絡ませて突破することができれば勝てないこともないとは思いますが、それではまだ対策は甘いと思います。
たった80戦程度だったので、試合数が少なく、運に助けられた部分はありますが、それでも出来る限り命中安定技を採用した結果、勝率が安定しました。
★パーティの改善点
穴は探せば出てくるもので、いくつもありますが主に気になった点を挙げると
●身代わりラムの実持ちキングドラ
●壁張りパーティ
●ちいさくなるやいばる、粉持ち等の運ゲー
これらのパーティには明らかに薄く、特に運ゲー要素の組み込まれたパーティにはボルトロスで挑発をしなければならないし、起点を作られてしまった場合、どうしようもなくなります。
今回はとても運がよく、威張るをされてもしっかり動いてくれたので、結果として1800を超えることができたんだと思います。
次は、受けループでレーティングに挑戦しようと思います。
読みにくかったとは思いますが、最後まで読んでくれた方、ありがとうございました。